紋別テニス協会 公式サイト

○●【好調のジョコビッチ】●○

　第1セットは、昨年からデビスカップを全勝し、全豪の覇者となったジョコビッチが好調をキープし６－２で先取した。
第2セットは逆にガスケが３－０とリード。チェンジエンドを利用してジョコビッチがトレーナをよび左ひざにテーピングを施す。 どうやら連戦の疲れと昨日のマレー戦で痛めたらしい。
ジョコビッチのサーブで迎えた第４ゲームで、ガスケ独特の大きなテイクバックから放たれる腰を十分に使ったバックハンドがクロスザラインに決まる。 しかし大事なポイントでは、ミスヒットしてもうまくコントロールしコートに収めるジョコビッチの精度が上回り１ゲームキープした。 ラケットを交換したジョコビッチは次のゲームもジュースの末甘いドロップショットを切り返しガッツポーズ、３－２とする。
　ここまで試合開始約１時間10分。
相手のアプローチショットに対してガスケは足元にスライスボールを送るが、ジョコビッチはローボレーをせず冷静にストロークでエースを決める。 リスクを犯してでも攻めなければポイントが取れないガスケに疲労の色が見え、 ヒッティングポジションを前にとったジョコビッチのアドバンテージが続き３－４とついに４ゲーム連取で逆転した。

○●【進化する23歳】●○

　ジョコビッチのサービンフォーザマッチで迎えた第10ゲーム、一気に40－０と追い詰める。最後は、ガスケのバックハンドリターンがネットを越えずゲームセット。
この後、ジョコビッチは準決勝でフェデラー、決勝でナダルを下しハードコートを制した。進化する23歳はここまで負けなしの17連勝と自身の記録を更新している。

　ダブルス優勝 準優勝は、Ａ・ドルゴポロフ／Ｘ・マリス Ｒ・フェデラー／Ｓ・ワウリンカ。
　

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次回は、ATPモンテカルロ・ロレックスマスターズ、クレーコート。